出場選抜方法

選考期間・基準

①平均競走得点

2025年2月～2025年7月（6ヶ月）

②国際大会

2024年8月～2025年7月（12ヶ月）

選考月／8月

最低出走回数／24出走

参加選手数／108名、補欠／8名

(1) 開催時S級在籍

(2) S級S班在籍者

(3) 寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメントで3回以上優勝した者（開催時S級1班在籍者）

(4) 選考期間①において2か月以上JCFトラック種目強化指定（A）に所属した者（開催時S級1班在籍者）

(5) 選考期間②における世界選手権自転車競技大会トラック種目出場者

(6) 選考期間②における世界選手権自転車競技大会に準ずる国際大会トラック種目で1位～3位となった者

(7) 選考期間②におけるアジア自転車競技選手権大会ケイリンまたはスプリントで1位となった者

(8) 過去のオリンピック自転車競技トラック種目で1位～3位となった者（第72回全日本プロ選手権自転車競技大会トラック種目出場者かつ開催時S級1班在籍者）

(9) 第72回全日本プロ選手権自転車競技大会トラック種目で1位～3位となった者（ただしケイリンにおいては決勝出場者全員）

(10) 第72回全日本プロ選手権自転車競技大会トラック種目出場者で平均競走得点上位者（同点の場合は選考期間①における選考用賞金獲得額上位者）

(11) (1)～(9)で108名に達しない場合は2024年度地区プロ自転車競技大会トラック種目出場者から選考期間①における平均競走得点を勘案し選手選考委員会が推薦した者

日本競輪選手会理事長杯：
1R（9名）

(ｱ) 選考期間②における世界選手権自転車競技大会ケイリンまたはスプリントで1位～3位となった者

(ｲ) 第72回全日本プロ選手権自転車競技大会ケイリン、スプリントまたは1kmT.T.で1位となった者

(ｳ) S級S班在籍の第72回全日本プロ選手権自転車競技大会トラック種目出場者のうち選考期間①における平均競走得点上位者

(ｴ) S級S班在籍者のうち選考期間①における平均競走得点上位者

(ｵ) 開催時S級1班在籍の第72回全日本プロ選手権自転車競技大会トラック種目出場者のうち選考期間①における平均競走得点上位者

日本競輪選手会理事長杯(10月23日) 出場予定選手
※級班は2025年9月現在

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  新山　響平選手

  Ｓ級Ｓ班／青森県／１０７期

  見た目もレーススタイルも完璧で非の打ち所がないスター選手。基本は前からの突っ張り先行だが、たまに出す捲りの威力は相当なモノ。中々若手が出てこない地区だけに、自力で獲るしかない現状だ。２２年競輪祭以来二度目のＧ１制覇を目論む。

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  雨谷　一樹選手

  Ｓ級１班／栃木県／９６期

  輪界屈指のスプリント力を持ち全プロで活躍。理事長杯スタートを掴み取った。人の後ろが増えた現状、３番手や４番手を固めるレースもありそう。タテ脚を残しつつ追い込みに変わる典型的なタイプで一瞬のキレを生かす場面が来ればチャンス。関東勢は機動型が豊富なだけに「良い番組」を組んでもらえる可能性が大いにある。

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  眞杉　匠選手

  Ｓ級Ｓ班／栃木県／１１３期

  吉田拓矢と切磋琢磨し引っ張る関東二大エースの一人。元々は先行一本で力を付けてきたが、キャリアを重ねる毎に自在性も磨き上げた。サマーナイトでは佐々木悠葵の番手から二連覇達成。賞金的にもＧＰ出場は決定的と言えるだけに、残りのＧ１では一人でも多くの関東勢をＧＰに連れて行きたいと思っているはず。

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  吉田　拓矢選手

  Ｓ級１班／茨城県／１０７期

  抜群の安定感を誇り、車券を買う上で絶対に外せない関東の大黒柱。今年の５月にダービーを獲り、来年は赤いパンツに返り咲く。基本的には位置を取っての捲りだが、逃げても強く引き出しの多い自在型。２３年オールスターでは後輩の眞杉匠をＧ１優勝へ導いた男気もある。関東を一人でも多くＧＰへ連れて行くために、先頭を買って出るケースもありそうだ。

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  郡司　浩平選手

  Ｓ級Ｓ班／神奈川県／９９期

  お手本のような捲りを放つ、まさに自力選手の参考書。デビューして間もない選手に話しを聞くと「郡司選手のようになりたい」という声をよく聞く。今年は記念での活躍が目立っているが、Ｇ１の優出はたった１回と歯がゆい一年になっている。スピードバンクの当地は間違いなく脚質に合っているし、久々のタイトル獲得を目指したい。

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  岩本　俊介選手

  Ｓ級Ｓ班／千葉県／９４期

  とにかく人間性が抜群で、ファン想いの心優しい選手。今までその優しさが仇となり勝ち切れないレースも多々あったが、Ｓ班となった今年は心を鬼にしてしっかり勝ち切っているように思える。２年連続のＳ級Ｓ班を目指すにあたって賞金的には黄色信号。ここで大ヒットを飛ばして大幅な上乗せをするか、それとも一発逆転の優勝か。援軍が充実している南関勢ならチャンスはあるはずだ。

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  脇本　雄太選手

  Ｓ級Ｓ班／福井県／９４期

  誰もが認める最強最速のグランプリスラマー。長い競輪の歴史を遡ると数々のスター選手を思い浮かべるが、これだけ強かった選手は記憶に出てこない。本人は徐々に変化を求めて位置取りや番手戦に力を入れ始めているが、１番の持ち味は豪快な自力勝負。ドームバンクで簡単に駆けてしまえば、別線は手も足も出ないだろう。

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  古性　優作選手

  Ｓ級Ｓ班／大阪府／１００期

  前でやっても人の後ろを回っても安定感はピカイチ。多くを語らず常に緊張感を持って競輪に向き合っている超ストイックな選手。タテヨコ斜めに攻める究極の自在選手だが、本人は満足せずレベルアップを目論みタテ脚を磨いている最中。脇本雄太とのタッグは間違いなく輪史最強のゴールデンライン。

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  松浦　悠士選手

  Ｓ級Ｓ班／広島県／９８期

  平原康多氏の引退により、７月１日からＳ級Ｓ班に追加で選出。この知らせを聞いた瞬間、驚きと、ほんの少しの安堵を覚えたと言う。「正直、ビックリした。もう一度、その場所に戻れるんだと」。積み重ねた努力と、失われた時間への悔しさも見え隠れした。長年、特別競輪の中心にいた男が、赤パンを脱ぐ、厳しい現実。もう一度、這い上がる為には朗報だった。ただ、競輪選手は勝ち続ける事が難しい。７月の玉野サマーナイト（Ｇ２）で落車し、２ヶ月半のブランク。その間のオールスターも共同通信社杯も欠場に追い込まれた。復帰戦の京王閣記念では失格と波に乗れていない。ただ、ファンを誰より愛する男は黙っていない。ドームの大舞台で華麗に復活する！