平山信一の「今日のひとりごと。」vol.124
平山信一
2025.08.12
平山です。夏も終わりますね。
前橋競輪は8月2回目の開催、『KEIRINライジングスターズin前橋競輪 山口シネマ杯(FⅠ)』が12日から始まります。
10月の親王牌前最後のS級戦、そして函館オールスターとともに1日楽しめる3日間になるかと思います。最終日までよろしくお願いします。
初日の12レースはS級の初日特選。熊本の塚本大樹選手に話を聞きました。
前回、昨年12月6日の前橋では決勝2着、そのレースが「平山信一が選ぶ競輪グッとくるレース2024ベスト3」(いつ決まったものかは謎)に入るレースでした。
熱いです。KEIRIN.JPよりレースダイジェストをぜひご覧ください。
-見事なレースでした。
塚本選手(以下、塚本):
作戦通りだったんですよね。1番の佐々木悠葵選手をおさえてから前に出て、あとは前を任せた6番・東矢圭吾選手が駆けるという。佐々木選手ライン以外のどの選手も、佐々木選手の邪魔をするというか、後方に置くことを考えていたと思います。
-ホーム前から佐々木選手が仕掛けます。直線の踏み出しを見た時に「あっさり捲くれるな。」と思ったのです。そこから塚本選手の大活躍でした。
塚本:
ラインで出切っちゃえば止められると思っていました。
-ヨコに振って、もう一度ヨコに振って、バックストレッチではタテであわせて、あれだけ仕事していると3コーナーで遠心力に負けて膨らんでしまう選手も多いんですが、それをこらえて。
塚本:
東矢選手がそのあとヤンググランプリを控えていたので、落車させないように気をつけていました(笑)。
-そして最後は熊本ワンツー。東矢選手がS級初優勝。
塚本:
最後は思いっきり抜かしにいったんです。でも足にきてましたね。
その塚本選手、近況は弥彦記念で2勝、そして青森、久留米と連続優勝を飾って前橋に乗り込んできました。3連続Vに期待していいと思います。太鼓判を押します。

千葉県産千葉県育ち。2012年よりひょんなきっかけで前橋競輪実況を担当。スポーツ観戦が趣味。特に相撲と千葉ロッテとアイスホッケーに関しては語らせたら止まらない。家に猫3匹。